一つの部門を統括する管理職は部門の既存業務を管理・調整するマネージャーの役割と部門の進む道を示すリーダーの役割を使い分けながら組織運営をする立場です。再雇用社員や管理職を目指さない社員の増加による年上部下の増加や契約社員や派遣社員など契約形態の多様化により組織運営は年々難しさを高まっています。そんなダイバシティのある組織を効果的に機能させるために自身のリーダーシップと部門のマネジメントを考えます。
こんな時に/こんな目的で
●対象者層
・マネージャーに昇格して間もない若手/新任管理職
・職場活性化を担う次世代リーダー
●研修のねらい
・多様性ある組織を運営するリーダーシップやマネジメント力の向上
・管理職に昇格し今までとは異なる悩みを抱えやすい新任管理職のネットワーク化
研修概要
●時間
1日~2日間 +フォローアップ(半日)
●人数
10人~20名程度(10名以下/20名以上の場合でもアレンジ可能です。)
●会場
・社内会議室
・研修施設、ホテルバンケットなど
※一人8㎡~10㎡程度あるとよい。屋外の芝生広場があると尚可。
進行例
「①理想の組織と管理職の役割とは ②管理職として組織で困っていること」
研修のテーマの理解や目的意識の醸成をするため、①と②を箇条書きで書き出して研修に臨む。
時間 | 内容 | 備考 |
9:30 | 導入 ・企画趣旨の説明 ・プログラムの目的とゴールの確認 ・スタッフ紹介 |
|
9:40 | アイスブレイク ・ストレッチ ・たこつぼ ・ネームトス |
体を動かす準備としてのストレッチ、勢い付けでのたこつぼ、チームメンバーの名前を覚えるためのネームトスをおこなう。 |
10:15 | ミニレクチャー ・マネージャーとリーダー (管理職の2つの役割) |
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10:40 | アクティビティ① ・あやとり ・リフレクション |
・短時間で達成までのプロセスを経てリフレクションを体験することで体験から学ぶモデルを把握する。 ・課題解決のためのリーダーシップを体感する。 |
11:20 | アクティビティ② ・ブラインドスクエア ・リフレクション |
チームの動かし方。優秀なプレイヤーだったマネージャーにありがちな「一から十まで指示をする」ことによる組織への弊害を知り主体的に動くチームづくりのコツを学ぶ。 |
13:00 | 昼食 | |
14:00 | アクティビティ③ ・キーパンチ ・リフレクション |
・目標の設定・伝達・達成。チームのやる気になる目標の設定方法、主体的に取り組む目標の伝え方、達成へのコミットメントの引き出し方を学ぶ。 |
16:00 | 1日の振り返りの対話 ・ワールドカフェ ![]() |
・各アクティビティでの学びを総括し、自己の組織運営に活かす学びを整理する。 ・同じ悩みを抱える同期管理職として、お互いに悩みを共有することで解決の糸口を探す。■テーマ 「今日学んだこと、気づいたこと、印象的だったこと」 「職場で起こっていることで、相談したいこと、思っていること」 |
17:15 | クロージング ・目標・決意の発表 |
・3ヶ月後のフォローアップに向けての自己が取り組むマネジメント目標を設定し発表する。 |
18:00 | 終了 |
■フォローアップの目的
3ヶ月~4ヶ月後に再度集合し、目標への取り組みを振り返ると同時に新たな悩みを相談できる体制をつくる。
時間 | 内容 | 備考 |
14:00 | 導入 | |
14:10 | アイスブレイク | 雰囲気を盛り上げ、メンバーをシャッフルするアイスブレイクを実施する。 |
14:40 | 3ヶ月の振り返りダイアログ① ・ペアダイアログ:「マネジメント目標に対する成果」 |
ペア又は3名の少人数で実践の成果を報告し合い事例を検討する。 |
15:30 | 3ヶ月の振り返りダイアログ② ・ワールドカフェ |
ダイアログ①で話した内容をもとに、3ヶ月を振り返り、マネジメントの悩みを共有して相談し合える関係を構築する。 ■テーマ 「3ヶ月で起こったこと、気づいたこと、考えたこと」「組織マネジメントでの悩み」 |
16:45 | クロージング | 次の3ヶ月のマネージメント目標を設定し発表する。 |
17:30 | 終了 |
事例
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対 象 : IT系企業子会社の新任管理職 内 容 : 若手/新任管理職者向けチームマネジメント力向上研修(1Dayチームビルディング) ねらい : ・新任管理職のネットワークづくり・対話手法の ...